抄録
全国の市区町村の公式ウェブサイトの目視による悉皆調査を実施して広報・広聴の媒体としてソーシャルメディアが導入されているかどうかを把握した.また,住民の視点からの自治体のソーシャルメディアの利活用の評価を定量的に行うために,ウェブ調査を実施して5,005人からの回答を得た.自治体からの情報ならびに地域情報の広報紙やソーシャルメディアなどの11のメディア別の取得状況を調べ,主たる情報入手の媒体は広報紙で,TwitterあるいはFacebookによる情報入手は回答者の1%程度にとどまり,ソーシャルメディアは自治体の広報・広聴のメディアとしては定着しているとは言えない状況を明らかにした.