抄録
バーコードとWebを利用した,消費者が主体となって食の安全と品質の向上を図るための食品表示に関するサービスを考案したので報告する.現在の食品表示には,表示面積に制限がある,表示内容の変更にコストがかかるなどの問題がある.我々が考案したサービスでは,消費者はスマートフォンを用いて食品に添付されたバーコードをスキャンすることにより,食品メーカーが事前に用意した食品表示のWebページを閲覧する.これにより,上記の問題を回避できる.また,消費者は表示内容を評価したり,メーカーに対して表示内容の修正や拡充を要求したりすることも可能である.これにより,食の安全と品質の向上が図られ,消費者の自主的かつ合理的な食品選択が実現される.