抄録
消費者・受益者(ユーザ)にとってワンストップでのサービス提供はとても利便性が高く、今後とも成長の見込めるサービス形態と考える。更にサービスが個々別々に提供されるのでなく、イベントプロセスと時間軸を絶妙にリンクさせて制御し、ユーザに負荷を感じさせないことが期待される。今回はサービスの最適な姿としてのトータルサービスについて①その仕組みや構造、②提供される価値、③優れたサービスと呼ばれるもの、④ノウハウの継承と人材育成等を自らの体験したカーディラーのトータルサービスの実際の現場をとおして、サービスのトータル化の問題点や課題、今後の将来性についての考察を試みたい。