上尾中央総合病院心血管センター
2021 年 61 巻 8 号 p. 93-97
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急性A型大動脈解離を発症した腹部大動脈瘤2例に対して急性期に弓部置換術を行い,二期的に腹部大動脈人工血管置換術および残存したentry閉鎖と大動脈のリモデリングを期待して胸部ステントグラフト内挿術を施行した。2例とも術後対麻痺の合併症は認めず,術後CTで良好なリモデリングが得られた。今回施行した術式は安全かつ有用な治療の選択肢の1つとなりうると考えられた。
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