電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
平成23年度電気関係学会九州支部連合大会(第64回連合大会)講演論文集
セッションID: 01-1P-09
会議情報

係数図法を利用した電気自動車の走行制御
蒋 賢池田 英広
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
近年,EVは化石燃料枯渇や地球温暖化等の環境問題を解決する自動車として注目されている。一方,EVは内燃機関自動車に比べてトルク応答性能が高く,走行アシストや自動運転を含むインテリジェント走行を容易に制御できるという大きな利点を持ち,様々な機関において研究開発が行われている。筆者らも,以前より車両の開発時間やコストを低減するため,電気自動車のバッテリやインバータなどを含む高精度なシミュレーションモデルの開発を行っている。本論文では,パワートレインを理想化し走行制御のみに着目して,係数図法により設計した車輪速度制御器を提案し,シミュレーションにより有効性を確認したので,報告する。
著者関連情報
© 2011 電気関係学会九州支部連合大会委員会
前の記事 次の記事
feedback
Top