電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
平成23年度電気関係学会九州支部連合大会(第64回連合大会)講演論文集
セッションID: 06-1P-11
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色素増感太陽電池における白金代替カーボン対極の検討
村井 宏行林 博昭大久保 末廣鶴巻 浩白土 竜一
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抄録
 色素増感太陽電池では、対極に高い耐腐食性と触媒機能により白金材料が用いられる。しかし、白金は高価である。また、真空プロセスを用いるため、作製過程においてもコストがかかる。カーボンもヨウ素系電解液に対して、耐腐食性と触媒機能を有している。そこで、白金をカーボンに代替し、より簡易な対極作成法を行うことにより、コスト削減を目的とした研究を行った。 今回、カーボン材料に活性炭と粒径の小さいケッチェンブラックを使用した。これらのカーボン材料を組み合わせることにより、高効率のカーボン対極の作製に成功した。
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© 2011 電気関係学会九州支部連合大会委員会
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