電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
2021年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第74回連合大会)講演論文集
セッションID: 02-1P-07
会議情報

モジュラー・マルチレベル・インバータを用いた電圧波形の歪みに関する研究
*福元 稔花本 剛士
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

近年、省エネや電動化の観点から半導体スイッチング素子を用いた高速かつ高効率な電力変換器の需要が高まっている。直流/交流変換を行うインバータは出力電流における高調波の含有率が高く、モータのトルク脈動や騒音を発生させるという課題がある。MMLI(モジュラー・マルチレベ・ルインバータ)は電源電圧の比を変えて、素子数の増加を抑えつつ出力電圧の分解能を上げることで、スイッチング周波数を変化させずに高調波の低減を行うことができる。本研究では、このMMLIを用いた際、電圧波形に生じる歪みの原因を解明し、その解決策を検討した。

著者関連情報
© 2021 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
前の記事 次の記事
feedback
Top