日本小児臨床薬理学会雑誌
Online ISSN : 2759-9256
Print ISSN : 1342-6753
薬物動態からみたシクロスポリンの使い方-臨床医の立場から-
幡谷 浩史
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2017 年 30 巻 1 号 p. 108-110

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抄録
シクロスポリンは小児腎臓領域のkeydrugの一つである。ネフローゼ症候群の再発抑制・抵抗性症例の寛解導入に著しい治療成績を挙げているが,現在の安定した投与法に到達するまでは,至適な投与量と治療期間を探る臨床試験の歴史である。1996年にネフローゼ症候群に対する保険が適応になり,腎移植領域の知見も参考にしながら,多くの臨床試験の結果,2年間の治療期間,食前内服,C2管理という現在のシクロスポリン治療の基本が導かれた。
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© 2017 日本小児臨床薬理学会
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