【目的】
骨盤臓器脱の手術は現在多種にわたるが、穿刺型経膣メッシュ手術はまだまだ重要な位置を占めている。穿刺型経膣メッシュ手術は、盲目的穿刺と糸拾いが短所の一つとしてあげられる。そこで、われわれはニードルを工夫することにより、この短所を改善した。
【ニードルの概要】
1.ニードルは穿刺針、回転軸、ターゲットから成り、針を進めると必ず針先がターゲットを向かうようにした。
2.穿刺針は円弧形状で目盛りを付け、穿刺の深さがわかるようにした。
3.寸止めストッパーにより穿刺操作と糸拾い操作を分割した。
4.ターゲットに突起をつけ、自動的に糸を拾うようにした。
5.空洞対側組織の過剰穿刺を防ぐため、穿刺針のストッパーを設けた。
6.穿刺開始部位と膣との距離が異なるため、前方用と後方用の2種類を作製した。
【結語】
本ニードルは穿刺と糸拾いが容易なため、穿刺型経膣メッシュ手術の習得と指導が容易になると思われた。