衛生化学
Print ISSN : 0013-273X
重金属によるストレスタンパク質の誘導 : 新素材Ga, In, Asを例として
青木 康展
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1993 年 39 巻 2 号 p. P55-P57

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抄録
GaCl3及び亜砒酸ナトリウムを初代培養したラット腎尿細管上皮細胞に曝露した結果, いくつかのタンパク質の合成が増加あるいは減少した。特に, 分子量30000のタンパク質の合成の著しい増加がみられた。これらのタンパク質の誘導は細胞毒性を起こさない濃度のGa3+により誘起されるため, 細胞傷害を起こす以前に早期にGa曝露を検出するための指標として利用できる可能性が考えられる。
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© 社団法人 日本薬学会
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