日本外科系連合学会誌
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症例報告
傍結腸リンパ節転移を伴った卵巣癌上行結腸転移の1例
遠藤 洋己内間 恭武槌田 尚希増田 剛田中 浩明
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2024 年 49 巻 4 号 p. 398-402

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抄録

症例は59歳,女性.卵巣癌(高異型度漿液性癌)StageⅢCに対し単純子宮全摘術,両側付属器摘出術,播種結節切除術を施行した既往あり.以降婦人科外来にてパクリタキセル+カルボプラチン+ベバシズマブ療法を6コース行い経過良好であった.卵巣癌術後2年4カ月で血清CA125が高値を示した.PET-CTにて上行結腸に集積像がみられ,下部消化管内視鏡検査では粘膜下腫瘍様の隆起がみられた.卵巣癌の上行結腸転移であると診断しロボット支援下回盲部切除術+D3郭清を行った.病理組織学的検査から,初回手術時と同様な高異型度漿液性癌と診断され ,傍腸管リンパ節にも3個転移を認めた.本邦において卵巣癌上行結腸転移を来す病変は比較的稀であり,若干の文献的考察を加えて報告する.

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© 2024 日本外科系連合学会
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