体外循環技術
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遠心ポンプを使用したA-A Bypass症例におけ抗血栓性回路の有用性
田畑 喜朗織田 豊関口 敦会田 治男深谷 隆史片倉 健二郎森田 高志笹川 繁菊池 寛二吉田 譲見目 恭一許俊 鋭元山 猛
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1995 年 21 巻 1 号 p. 28-31

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抄録
遠心ポンプを用いた左心バイパス症例での,抗血栓性回路の有用性について検討を行った。対象7例中,非抗血栓性回路を5例,抗血栓性回路を2例に使用した。1993年4月より抗血栓性回路を導入し,出血防止および凝固機能維持を目的に選択的に使用した。ACTは,非抗血栓性回路では250±20秒,抗血栓性回路では170±10秒で維持した。出血傾向を呈した2例において出血量の減少を認めたが,血小板数は低値で推移した。他の凝固因子との関連は判断し兼ねたが,ACTをより低値で管理し得たことが出血量を軽減でき,有用性が示唆された。
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© 日本体外循環技術医学会
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