東京大学大学院総合文化研究科・教養学部附属教養教育高度化機構
早稲田大学人間科学学術院
早稲田大学人間科学研究科
学習ゲームデザイナー
2018 年 41 巻 Suppl. 号 p. 177-180
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反転授業の予習に用いるデジタル教材として,デジタルゲームを用いた場合の特性を検証するための試行を行った.実践の結果,ゲームを用いた予習教材は一定数の学習者にとって「エンタメとして楽しめる」ものであったが,応用問題や科学哲学的な問題の理解を深めるためには対面授業でのディスカッションを組み合わせることが重要になること,反転授業形式にすることでゲーム教材の「授業中に必要以上に時間がかかりやすい」という欠点を乗り越え,振り返りを充実化することで学習効果を高める特性がある可能性が示唆された.
日本教育工学雑誌
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