教職大学院の実務家教員が研究活動の見通しを確かにするための協働的プログラムを開発した.当該プログラムでは,教職大学院のスタッフ(実務家教員,研究者教員)が,自らの取り組み(教育や研究等)を文章化したもの(論文,書籍,報告書等)を持ち寄り,その特長等を語り合った.プログラムにおける参加者の発言の計量テキスト分析の結果から,プログラムの部構成の妥当性,所属する大学による参加者の発言内容の違いが確認された.また,終了後のアンケートに対する実務家教員の回答から,プログラムの目標がある程度達成されたことが確認された.