薬史学雑誌
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近未来日本における少子高齢化,総人口減少問題と薬局薬剤師に期待される役割
奥田 潤金 兌勝
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2024 年 59 巻 1 号 p. 90-101

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抄録
目的:近未来の日本において,少子高齢化が進み,人口が減少するこのような社会変動に伴って,薬剤師として対処すべきことを明らかにする. 方法:人口推移など厚生労働省の報告と薬剤師会の出版物を元に,問題となるキーワードを抽出しネットニュースなどをさらに検索し,ディスカッションを重ねることで,社会変動にマッチした薬局薬剤師としての課題を提示する. 結果と考察:検索と討論の結果,下記の 5 項目の課題を得た. 1.高齢者の心を守る 日本人の 44%は宗教によって心が守られている.残り 56%は無宗教者(22.5%の Spiritual But Not Religious(SBNR)を含む)に属していて心が不安定であるので注意する.2.高齢者の体を守る 潜在的ビタミン欠乏症の発症を防ぐために高齢者に総合ビタミン剤の投与をすべきである. 3.災害発生 モバイルファーマシー(調剤薬局車)は日本中で20台しかない.災害時,辺鄙な場所での調剤に,また学生実習にさらにモバイルファーマシー(調剤薬局車)が必要である. 4.AI,??ChatGPT は今後さらに使用されると思われる.しかし,フェイクニュースが作られたりするので,正しく利用することが必要である. 5.近未来の薬局薬剤師の義務 1)薬の安全供給 2)国民の心と身体の健康を守る 「健全な精神は,健全な身体に宿る」の諺を大切に
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© 2024 日本薬史学会
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