日本放射線技術学会雑誌
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7-IV. 官能検査(画像評価法 [最終回] 7. 画像の主観的評価法)
前田 要
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1993 年 49 巻 4 号 p. 619-623

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抄録

官能検査の最大の利点は, 実験結果を臨床の場に正確に返すことができることである.また, 実験が医師との共同作業のため, その副産物として互いのコミュニケーションが生まれることも強調しておきたい.特に自病院内でのシステム選択などに限定すれば(実用的には), 読影者が望むものを簡便な方法で提供ができる画像評価法として, 充分に有用である.今回の報告は1990年神戸総会で発表したものにその後知りえた若干の知見を加えたものである.枚数の制限のため概略を述べるにとどまったが, 「官能検査」のおもしろさ, 実用性が判かっていただけたと思う.官能検査の手法は多数あるので, その理論や応用などは参考文献を参照していただきたい.最後に, いろいろご教示いただいたコニカ(株)関西支社医用営業部の新谷温也氏と四国支店岡田敏正氏, ご協力いただいた県立三室病院の大賀泰文氏, 県立五条病院の吉峰正氏, 中前光弘氏, および県立医大田畑洋二氏に深謝する.

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© 1993 公益社団法人 日本放射線技術学会
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