日本臨床外科学会雑誌
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症例
ダブルバルーン小腸内視鏡にて術前診断した回腸カルチノイドの1例
猪狩 公宏渡辺 雄一郎落合 高徳東海林 裕熊谷 洋一山崎 繁
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2008 年 69 巻 8 号 p. 2007-2010

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抄録
症例は73歳,男性.便潜血反応陽性にて施行した大腸内視鏡検査でBauhin弁より口側5cmの部位に隆起性病変を認めた.精査のためダブルバルーン小腸内視鏡検査を施行したところ,生検でカルチノイド腫瘍と診断された.よって腹腔鏡補助下回盲部切除術及びリンパ節郭清術を施行した.術後現在も外来経過観察中であるが明らかな再発や転移は認めていない.小腸カルチノイドは,その発生部位により術前診断は困難な疾患の一つである.今回われわれはダブルバルーン小腸内視鏡を用いて術前にカルチノイド腫瘍と診断した1例を経験したので若干の文献的考察を加えて報告する.
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© 2008 日本臨床外科学会
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