日本サルコイドーシス/肉芽腫性疾患学会雑誌
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解説
サルコイドーシスの診断基準と重症度分類
難病申請要件をめぐる諸問題を含めて
四十坊 典晴
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2021 年 41 巻 1_2 号 p. 32-34

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抄録

サルコイドーシスは原因不明の全身性肉芽腫性疾患である.歴史的に本症は 1976年に医療費の助成対象となる厚生省の難病に指定された. 1989年に最初の診断基準が作成され, 1990年に眼病変と 1992年に心臓病変の手引きが提案され組織診断群と臨床診断群での申請が認められた.眼病変と心臓病変の手引きが整理され, 2006年に診断基準が提唱されたが,厚労省(特定疾患)難病申請の診断基準には採用されなかった. 2015年 1月から新たな難病法が施行され,指定難病の申請には診断基準に重症度を併記して申請するように義務付けられたため,診断基準の改訂が行われ,診断基準 2015と重症度分類が提唱された.診断基準の変遷と問題点を解説する.

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© 2021 日本サルコイドーシス/肉芽腫性疾患学会
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