日本小児外科学会雑誌
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症例報告
巨大縦隔囊胞を伴った右梨状窩瘻の 1 例
森田 圭一津川 二郎石井 智浩佐藤 志以樹
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キーワード: 梨状窩瘻, 縦隔嚢胞, 新生児
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2013 年 49 巻 1 号 p. 57-61

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抄録
症例は生後22 日,女児.右頸部腫脹を主訴に当院受診となった.MRI 検査で右頸部から縦隔にかけて 60 mm 大の囊胞性腫瘤を認めた.腫瘤が増大傾向を示したため,生後9 か月時に手術を行うこととした.手術に先立ち硬性気管支鏡検査を行い,右梨状窩瘻と診断した.瘻管内にガイドワイヤーを留置し,右頸部襟状切開で瘻管及び囊胞を完全切除した.術後合併症として右声帯麻痺を発症した.
頸部へ連続する囊胞性縦隔腫瘤では,稀ではあるが梨状窩瘻が鑑別疾患のひとつとなる.手術は,反回神経損傷に留意する必要がある.
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© 2013 特定非営利活動法人 日本小児外科学会

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