日本小児外科学会雑誌
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症例報告
ヒルシュスプルング病根治術後に川崎病を発症した乳児例
河崎 正裕
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2015 年 51 巻 5 号 p. 917-920

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抄録
ヒルシュスプルング病根治術後に川崎病を発症した7 か月男児例を報告する.患児は術後高熱が遷延し,術後5 日目までに川崎病の診断基準を満たしたためグロブリン製剤を静脈投与した.心臓超音波検査で冠動脈の拡張を認めず良好な転帰が得られた.周術期に遷延する原因不明の発熱をみた場合,小児においては川崎病も考慮すべきである.また川崎病の治療が遅れると心血管合併症のリスクが高まるため,診断・治療は遅滞なく行う必要がある.
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