日本緑化工学会誌
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論文
伏流式人工湿地ろ過システムによる水質浄化能力の向上
辻 盛生 加藤 邦彦佐々木 理史山田 一裕平塚 明
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2020 年 46 巻 1 号 p. 57-62

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抄録

湿地による水質浄化は,省エネルギー水質浄化法として注目された。近年,伏流式人工湿地ろ過システムの開発により高濃度の有機性排水処理が可能となった。本研究では,旧来の湿地処理法と伏流式人工湿地ろ過システムの有機性排水処理能力を比較した。その結果,旧来の湿地処理法に比べ除去速度でBODは約14倍,T-Nにおいても約12倍を超えるの浄化能力の向上が示唆された。必要な面積が確保できれば,伏流式人工湿地ろ過システムは活性汚泥法に替わる省エネルギー型排水処理として,目的に応じた応用が可能と考えられる。

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© 2020 日本緑化工学会
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