2026 年 52 巻 1 号 p. 127-130
性質の異なる土壌に様々な土壌改良材を体積比5%で混入し,ポットに充填して芝生を栽培し,1生育期(7ヶ月間)の芝草と土壌に含まれる炭素量の変化を調査した。土壌にはマサ土,黒ボク土,荒木田土を用いた。土壌改良材にはパーライト,バーク堆肥,牛糞堆肥,バイオ炭,腐熟堆肥を用いた。パーライトとバイオ炭は土壌炭素量を264~945g m-2増加させた。荒木田土ではパーライト混入による土壌炭素の増加量が多かった。バイオ炭によって芝草の炭素量は対照区よりも少なくなった。黒ボク土の試料や牛糞堆肥を混入した試料では土壌の炭素量が減少し,土壌微生物による土壌中の有機物や混入された堆肥の分解の影響と考えられた。