2025 年 41 巻 6 号 p. 847-848
Bland 分類5 以上の重症手根管症候群患者47 例の鏡視下手根管開放術(ECTR)前後の神経伝導検査と患者立脚型アウトカムの推移を70 歳以上と未満に分けて後ろ向きに評価した.重症例でも70 歳以上,未満にかかわらず,ECTR 後,半年で電気生理学的パラメータの改善がみられたが,70 歳以上では感覚神経活動電位の振幅の改善が術後半年以降もみられた.患者立脚型アウトカムは,70 歳未満では術後半年で改善したが,70 歳以上では改善がみられるまで1 年を要した.