抄録
炭化水素資化性酵母であるCandida rugosa JF-101とSaccharomycopsis lipolytica MIL 4040はn-ヘキサデカンを炭素源とする時に, グルコースを炭素源とする時の, それぞれ7.6倍のCandicin (ガラクトシルセラミド) と3.4倍のCandicin様セレブロシド (CLC) を生産した。CandicinとCLCは, それぞれミトコンドリアとマイクロボディーを含む細胞内膜画分に有意に見いだされた.これらのセレブロシドは, いずれの酵母とも, ミトコンドリア画分よりもマイクロボディー画分の方に約2.5倍多く含まれていた。また, CandicinはSchizophyllum communeの子実体形成を誘導した。