日本土木史研究発表会論文集
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千曲川における寛保2 (1742) 年8月洪水の氾濫量の推定
山田 啓一片桐 剛
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1987 年 7 巻 p. 231-233

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抄録
歴史的洪水の復元は, 古地震, 高潮災害, 火山噴火などの長期周期再現性を重視する災害現象と同様に極めて大きな課題である。しかし, 歴史的洪水の復元は・他の災害現象の復元に比べて著しく遅れている。
その理由のひとつは, 個別の被害記録が直接加害要因である洪水流量や降水量の評価につながらないという点にある。統一的, 系統的な被害記録は必ずしも多く存在しない。個別のデータを相互に検証し合うことが必要である。本研究は, 著者らが洪水痕跡の標定を実施した千曲川における寛保2年洪水について, 旧村別被害記録から浸水位を推定し, 最高水位縦断図を作成した。その結果, 洪水痕跡ともほぼ一致し対象地域における氾濫量は億3200万m3と推定された。
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© 社団法人 土木学会
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