自動車技術会論文集
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研究論文
電動パワステアリングのセンタフィール向上へのMasing 摩擦モデルの応用
皆川 正明高僧 美樹木村 雅理
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2019 年 50 巻 5 号 p. 1390-1395

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抄録
Masing摩擦モデルは,乗心地NV分野で実部品模擬の手段として不可欠な技術となっている.この他の車両運動性能分野で摩擦現象と関係が深い事象に,電動パワステアリング(EPS)のセンターフィールが油圧パワステアリング(HPS)よりも今なお劣っている問題がある.本論文はHPSを超えるセンターフィールをEPSで実現する為にMasingモデルを応用する方法を提案する.
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© 2019 公益社団法人 自動車技術会
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