抄録
本研究では, 第1報の基礎的研究で明らかになった必要条件を取り入れた扉付き家畜自動歩行計量器を試作し, 大型酪農家のミルキングパーラの出口通路に設置し, その性能を明らかにすることを目的とした。本器では計量器の入り口に扉を設置し, 計量牛と後続牛の分離を行った。通常の歩行の場合には, 完全自動計量が可能であった。しかし, パーラから電波障害を受けると計量器での個体識別ができないことが明らかになり, この場合はリミットスイッチにより入り口扉を閉鎖させた。また, 大型の乳牛に対して安定した計量を確保するために, 補強柵と逆流防止ゲートを取り付け, 計量性能の向上を計った。