抄録
長崎大学は2008年度に全国に先駆けて自治体及び建設業界からなる産学官連携コンソーシアムにより,道路の維持管理を担う社会人技術者を育成する道守養成講座を開催してきた.道守養成講座の開始から7年が経過した2015年4月の時点で道守認定者は約200人に達し,公共工事等に活用できる程度の認定者数が確保された.道守認定者の活動,活用及び意向等はこれまで具体的に把握されていない.そこで,本アンケート調査により,道守認定者としての活動内容,技術者としての活動,道守に関する情報入手,組織化,道守認定者としての自己評価,今後の道守養成講座の実施等についての現状と課題を明らかにした.さらに,アンケート調査の結果に基づいた道守養成講座の見直し,道守認定者への情報提供方法,認定後の活動内容等についてまとめる.