土木学会論文集G(環境)
Online ISSN : 2185-6648
ISSN-L : 2185-6648
環境システム研究論文集 第48巻
奈良市における4種の観葉植物の都市定着現況に関する研究
山田 宏之辻村 双葉
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2020 年 76 巻 6 号 p. II_91-II_99

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抄録

 本研究では,都市に広く屋外で生育していると考えられる4種の観葉植物を研究対象として取り上げ,奈良市内の3か所の地域で生育分布調査を行い,地域別や用途地域ごとの分布状況を比較し,種ごとの分布特性を把握した.生育分布を解析した結果,株密度を比較すると,新大宮駅周辺が8.62株/haと最も高かった.富雄駅周辺は1.56株/ha,平城山駅周辺は0.25株/haと密度が大幅に低くなった.用途地域別の比較では,全植物で新大宮駅周辺の住居系地域での密度が最も高くなった.建物の築年代別では,築30年以上の住宅が多いエリアに集中していることが分かった.種別ではフチベニベンケイが最多であり,大阪,兵庫において最多であったオリヅルランと異なる結果となった.

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© 2020 公益社団法人 土木学会
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