2024 年 80 巻 21 号 論文ID: 24-21007
アスファルト代替バインダの実用化や普及のためには,これらの環境負荷低減効果を示す必要がある.しかし,公平かつ汎用的な評価方法が確立されているとはいえない.また,環境負荷低減効果が期待できる新材料は,一般的な材料よりコストが高い傾向にあるため,舗装材料として採用するのが難しいことが想定できる.本研究では,ISO等を参考に,舗装のLCCO2算定条件を設定した.さらに,経済性と環境負荷低減効果の両方を考慮した舗装材料選定のために,炭素税を用いたLCC・LCCO2統合方法について検討した.そして,植物由来材料や廃プラスチックを活用したアスファルト代替バインダを用いた舗装を例に,これらのLCCO2およびLCC・LCCO2統合値を試算したので,その結果を報告する.