2024 年 80 巻 21 号 論文ID: 24-21026
高速道路舗装の補修について,経年劣化や表層における高機能舗装(排水性舗装)の適用等により,損傷層の深層化と共に補修サイクルの短命化が観測されている.このため,損傷が深層化する前に直す予防保全が重要となる.本稿では,予防保全の検討のため,舗装マネジメントシステム(PMS)の補修履歴,路面性状データを用いて,分析を行った.はじめに,早期補修の有効性について,北陸自動車道のある管内における各補修層数の第1回の補修時期と耐用日数について分析を行った.次に,点在する希少なFWD測定を補完するため,機械学習に基づくたわみ量の推定モデルの改良を行った.さらに,PMS分析における補修を繰り返した箇所をケーススタディとして,推定モデルを用いて支持力の推移を分析し,下層支持力の管理手法についての提案を行った.