土木学会論文集B3(海洋開発)
Online ISSN : 2185-4688
ISSN-L : 2185-4688
海洋開発論文集 Vol.29
砂質性海浜に流入する淡水量の推定-鹿児島県吹上浜を例に-
加茂 崇, 西 隆一郎, 鶴成 悦久, 須田 有輔, 早川 康博, 大富 潤
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2013 年 69 巻 2 号 p. I_545-I_550

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抄録
 陸域から沿岸域への栄養塩供給機構を考察するために,鹿児島県の吹上浜流域における淡水量を水収支式を用いて巨視的に推定した.流域平均雨量は,概ね2,200mmと全国平年値1,683mmより多い.流域の平均値として,降水量に対して河川流量が29.7%,地下水量が36.6~37.8%,流出量に対して河川流量が44%,地下水量が55.3~56%であった.降水量の多さと,シラスで代表される火砕流台地という地質的条件等によって,地下水量が多く存在することが推定される.すなわち,吹上浜流域一帯では栄養塩供給機構として地下水流量が2次的に重要であることが示された.
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© 2013 公益社団法人 土木学会
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