目的:重症心身障害児の病態進行に伴う治療選択に関する親と医療従事者のshared decision making(SDM)における看護実践を明らかにする。方法:看護師9名を対象に半構成的面接を行い、質的記述的に分析した。結果:9カテゴリーを抽出した。看護師は【チームで意思決定支援の方向性を共有する】ことでチームの一員として親にかかわり、【親に治療の検討を促すための糸口をつかむ】ようにしていた。【情報の理解を促す】、【両親で相談して決められるよう支援する】、【不安を軽減することで一歩踏み出せるよう支援する】、【治療の必要性の気付きを促す】かかわりにおいて【親の揺れに寄り添い答えを出すまで待つ】姿勢を貫き【親が決めたことを尊重】していた。常に【親と信頼関係を築く】ことに努めていた。結論:SDMにおいて、看護師は親の意思決定を待つ支援と促進する支援を組み合わせ親の決定を尊重していた。