2024 年 33 巻 p. 79-88
新生児集中治療室(NICU)退院児フォローアップ外来における看護実践の実態を明らかにし、NICU退院児フォローアップ外来における看護実践の課題とあり方を検討することを目的に、NICU退院児フォローアップ外来において看護を実践している看護職544名に自記式無記名質問紙調査を行った。有効回答数220名(40.4%)を分析した結果、169名(76.8%)の看護職が、現在よりも子どもや家族とかかわったほうがよいとしていた。看護実践として【地域における生活を見据えた継続的な支援】など8カテゴリー、看護実践に対する看護職の思いとして【NICU勤務経験にかかわらず、質の高い看護実践ができる方略を知りたい】など9カテゴリーを抽出した。NICU退院児フォローアップ外来における看護実践は施設によって実態が異なることが明らかとなり、質の高い看護実践ができる方略の開発の必要性が示唆された。