2021 年 41 巻 2 号 p. 74-77
ペースメーカ植込み後の比較的まれな合併症として,ペースメーカ本体の回転により本体やリードの位置異常をきたし,ペースメーカに不具合を生じるものはTwiddler’s症候群として知られている.この症例報告では,認知症を伴う高齢女性のペースメーカ植込み術後にTwiddler’s症候群様の本体やリードの位置異常をきたしたが,ペースメーカに不具合はなく,ペースメーカ電池交換術の際にリードが本体前面に位置していたために,リードの剥離が必要であった症例を報告する.