2025 年 2025 巻 3 号 p. 165-171
本研究の目的は,レポートの書き方に関する授業において選択式のテストを実施し,1)レポートを書くために必要な知識をどの程度理解しているか,2)使用したテストが,どの程度学生の理解を測定できているかについて検証することであった.プレ・ポストテストの合計の平均点と正答率から,実施したテストは学生にとってやや易しい問題が多いことが示された.また,識別力を見る限り,「レポートに適した表現」と「引用の方法」,「書誌情報」に関する項目は,あまり変化が見られないことから,授業を受講しても十分に知識が定着しているとはいえず,直感的に回答している傾向が見られた.