図学研究
Online ISSN : 1884-6106
Print ISSN : 0387-5512
ISSN-L : 0387-5512
新入社員のCAD教育の実例
喜瀬 晋関口 相三奥坂 一也横田 成昭平野 重雄
著者情報
キーワード: 設計・製図教育
ジャーナル フリー

2005 年 39 巻 Supplement2 号 p. 39-42

詳細
抄録

設計はイメージしたものを具現化する作業であり、知識と経験を発想力により融合させ、アセンブルする仕事である。よってイメージカは欠くことができないスキルの一つと解釈できる。弊社では、新入社員の設計製図の教育として、2D3D操作の習得を軸に様々な研修を実施している。近年の社員は、CAD操作の習得速度は速いが、想像力と観察力が必要な構想図等の作成には戸惑う場合が多く、形状認識力の能力が開発されていない傾向があると言えよう。よって弊社では、その能力を開発するため機械系設計課題にメカニカルトレーニングシート (MTS) を導入しCAD教育を行っている。本論ではその設計製図CAD教育の実例について発表する。

著者関連情報
© 日本図学会
前の記事 次の記事
feedback
Top