昭和医学会雑誌
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ヒト三叉神経の形態学的加齢変化: 上顎神経
金子 保美段 俊恵後藤 昇永井 康洋
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1999 年 59 巻 2 号 p. 145-150

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抄録
末梢神経の軸索やその組織要素を鮮明に染め分けることのできるLPH (Luxol fast blue-periodic acid Schiff-hematoxylin) 染色を用い, 解剖体の上顎神経の軸索の加齢変化を検討した.軸索数と軸索総和周長の各年代での値は, 50歳代から90歳代の間で加齢に伴ないすべての項目で減少した.とくに80歳代から90歳代では急速な減少を示していた.年齢に対する各項目との回帰分析では, いずれも負の相関を示した.
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