昭和医学会雑誌
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内視鏡により小腸病変を観察し得たSch隸nlein-Henoch 斑病の1小児例
粂川 陽祐西川 順一上砂 敏之太田 秀樹
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2004 年 64 巻 3 号 p. 317-320

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抄録
症例は15歳男子.平成14年1月11日腹痛を自覚し, その後下痢を伴ったため1月14日当院受診.血液検査にてWBC23700/μl, CRP8.21mg/dlと高値を認めたため, 同日入院となった.第6病日両足背に紫斑が出現したためSch隸nlein-Henoch斑病を疑い, プレドニゾロン, 第XIII因子製剤の投与を開始した.第17病日に施行した小腸内視鏡検査では, 十二指腸下行脚から空腸まで広範囲にわたり浮腫状の粘膜発赤およびびらんが著明であり, 臨床所見と併せてSch隸nlein-Henoch斑病と診断した.内視鏡により小腸病変を観察し得たSch隸nlein-Henoch斑病の1例を経験したので報告する.
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