神戸大学
2018 年 2 巻 1 号 p. 13-21
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品揃え形成において投機的局面と延期的局面のどちらを重視するかという問題は,小売商が品揃えを決定するときに,供給条件を重視した意思決定になるのか,それとも消費者の需要を重視した意思決定になるのかを表すものである。そして,投機的局面や延期的局面を重視することで蓄積される知識は,在庫形成の投機化と延期化に対応し,それぞれにおける競争優位をもたらすことが導かれる。さらに,投機的・延期的局面に関わる行動は,小売商が形成する品揃えを特徴付けることが説明される。
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