ロボティクス・メカトロニクス講演会講演概要集
Online ISSN : 2424-3124
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2P1-62-097 原子間力顕微鏡を用いた遠隔操作における力覚提示法の検討
進谷 浩明バリシュ・アルク橋本 秀紀
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p. 88-

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抄録

原子間力顕微鏡(AFM)をスレーブデバイスとする遠隔操作においては, AFM探針と操作対象のナノ粒子との間に作用する力の理解は, 操作者への力覚提示法に依存する。また, AFM探針の変形の計測と探針モデルから算出される力は, 実際に探針に作用する力とは異なる。この違いの考察を通して, 提示すべき力覚について検証し, ナノ粒子の遠隔操作に有効な力覚提示法を示す。これによって, テレナノマニピュレーションのマスタデバイスの設計指針を得る。

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© 2000 一般社団法人 日本機械学会
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