日本重症心身障害学会誌
Online ISSN : 2433-7307
Print ISSN : 1343-1439
一般演題
O-1-D11 2013年度障害者総合支援法施行に関する調査報告
−年齢構成と死亡割合8年間の推移−
今井 雅由宮野前 健中川 義信荻本 みわ子稲澤 淳一蛭田 仁美
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2014 年 39 巻 2 号 p. 253

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抄録
目的 障害者総合支援法施行後の各施設の状況を把握し、問題の収集と分析を行い、今後の病棟運営に寄与する資料を作成する。 方法 2013年11月1日現在の年齢構成、超重症児スコア、強度行動障害スコア、人工呼吸器、総合支援法関連、入退院状況、短筋入所等に関する調査を実施し、集計分析と問題点の抽出を行う。 結果 全施設(回収率100%)から回答を得た。利用者総数は7,416人。2012年から45〜49歳1,199人(16.17%)が最頻値となっている。年齢構成変化を、前年同月比の増減変化から見ると45歳以降の増加傾向が顕著であった。死亡退院児(者)は186人で、10歳未満15人、20歳未満8人、30歳未満30人、40歳未満29人、50歳未満43人、50歳以上61人。平均死亡年齢は2012年36.11±18.10から2013年40.05±17.10に上昇した。死亡割合は2007年1.32%から2013年2.16%と増加しているが、20歳未満は12.77%から2.07%に減少し、20歳以上は0.41%から2.43%に増加している。また過去2年間の年齢別死亡割合は20歳未満で減少、20歳以上で増加傾向が見られ、20歳代の増加が顕著であった。超重症児スコア別平均死亡年齢は0〜9点49.04±12.05、10〜24点42.00±16.07、25点〜27.06±17.05。死亡割合は、各年齢層ともに超重症児が高値であった。 結論 加齢化は調査を追う毎に進んでいるが、すでに45〜49歳の増加率は低下しており、50歳以上の増加率が高くなっていることがわかった。死亡割合は全体では増加しているが、20歳未満は減少傾向、20歳以上は増加傾向であり、この2年間の推移では20歳代の死亡割合が1.8倍となっていること。超重症児の死亡割合が高値であることがわかった。今後死亡割合の変化が、年齢構成推移にどのような影響をもたらすか等、調査を継続していきたいと考える。
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© 2014 日本重症心身障害学会
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