栄養と食糧
Online ISSN : 1883-8863
ISSN-L : 0021-5376
牛の体内におけるストロンチウム-90およびセシウム-137濃度の分布
檀原 宏三橋 俊彦野崎 博
著者情報
ジャーナル フリー

1964 年 16 巻 6 号 p. 503-505

詳細
抄録

牛体内の柔組織間におけるCs-137の汚染濃度の分布を調べる目的で, 正常に飼養されている18ヵ月齢の牡牛を屠殺し, 各臓器, および筋肉についてK, Cs-137の含量を測定した。同時に, 数種の臓器ではCa, Sr-90の測定をも行なった。その結果, Sr-90は第1胃, 腎および大腸部に若干検出されたのみであった。Cs-137は, すべての臓器にも見出され, 2-15CUの間におさまり, 高くはないが決して0とはいえなかった。各組織間のCUの分布には, 一定の傾向が見出せなかった。

著者関連情報
© 社団法人日本栄養・食糧学会
前の記事 次の記事
feedback
Top