2020 年 32 巻 1 号 p. 528-533
ファジィ数の順序関係はDubois,Pradeによって最初に提案され,Ramík,ímánekによって定式化された.しかし,この順序関係は全順序でないため,意思決定のような実際の応用ではファジィ数同士が比較できないことがある.そのため,応用面においてファジィ数の順序付けの方法も数多く提案されてきた.本稿では,2次元ファジィベクトルの順序関係を1次元縮約して比較する方法を提案する.さらに,その手法の応用としてファジィポートフォリオ分析における改善項目の順位付けを行いその有効性を示す.