福岡歯科大学小児歯科学講座
1997 年 35 巻 4 号 p. 722-727
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今回,口腔内及び鼻腔内異物の3症例に遭遇した。症例1での異物はプラスチックチューブ,症例2での異物は磁気治療器(ピップエレキバン®),症例3での異物はパチンコ玉であった。いずれの症例も患児からの異物侵入の訴えがなく無症状であったため,保護者も気づかず長期間経過していたが,摘出後の経過は良好である。これらのような事故を早期に発見するためには,保健所での乳幼児健診や,各診療所や病院での定期的な口腔内診査および管理の重要性が示唆された。
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