主催: 周産期学シンポジウム抄録集
会議名: 周産期学シンポジウム:21 世紀の周産期医療システム:問題点と展望
回次: 21
開催地: 東京都
開催日: 2003/01/17 - 2003/01/18
p. 105-109
はじめに
静岡県における新生児医療の地域化は全国に先駆け今から25年以上前に柴田ら1~3)によって整備され,現在も県内を東・中・西と三分した医療体制を構築している。
地域化が進むことで重症児は3次新生児医療施設に集中し,その予後の改善にも大きく貢献しているが,そのために慢性的な質的・量的な病床不足が社会問題化している。また前回の本学術集会でも取り上げられた“不妊治療”は多胎および早産児の発生をはじめ,新生児医療に大きな影響を与えており,病床不足に拍車をかけている。
今回われわれは静岡県中部地域で3次新生児医療施設として機能する当施設が関わった品胎以上の多胎(Supertwin)症例を新生児医療の地域化の観点から検討したので報告する。