主催: 周産期学シンポジウム抄録集
会議名: 周産期学シンポジウム:21 世紀の周産期医療システム:問題点と展望
回次: 21
開催地: 東京都
開催日: 2003/01/17 - 2003/01/18
p. 25-28
はじめに
児の生命予後・長期予後に大きく関係する早産,特に呼吸管理を必要とする可能性の高い妊娠34週未満の早産を,いかに予防するかは,地域の周産期医療の一翼を担うわれわれ産婦人科診療所にとっても重要な課題である。
平成7年12月の開院当初より,3つの地域中核病院(総合周産期母子医療センター1カ所,地域周産期母子医療センター2ヵ所)を「受入れ病院」とした,オープンシステム・セミオープンシステムによる周産期医療を行ってきた当院の現況について,絨毛膜羊膜炎対策による早産予防戦略を中心として報告する。