周産期学シンポジウム抄録集
Online ISSN : 2759-033X
Print ISSN : 1342-0526
第21回
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シンポジウム午前の部
絨毛膜羊膜炎対策からみた病診連携と早産予防戦略
大谷 嘉明
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p. 25-28

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抄録

 はじめに

 児の生命予後・長期予後に大きく関係する早産,特に呼吸管理を必要とする可能性の高い妊娠34週未満の早産を,いかに予防するかは,地域の周産期医療の一翼を担うわれわれ産婦人科診療所にとっても重要な課題である。

 平成7年12月の開院当初より,3つの地域中核病院(総合周産期母子医療センター1カ所,地域周産期母子医療センター2ヵ所)を「受入れ病院」とした,オープンシステム・セミオープンシステムによる周産期医療を行ってきた当院の現況について,絨毛膜羊膜炎対策による早産予防戦略を中心として報告する。

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© 2003 日本周産期・新生児医学会
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