脳血管障害による下肢麻痺のリハビリテーションを早期に行うため,我々装具製作事業者には両側支柱付長下肢装具の早期納品が求められている.従来,製作情報の取得,作成は紙とペンとで行われている.製販分離制を採用している当社では,義肢装具士業務から製作技術者業務への製作情報の伝達には書類自体の移動が必要である.このことが納期短縮を阻害する要因の1つになっている.以上のことを解決し,納期短縮を実現するために,当社で開発・導入を進めている撮影データからPCにて部品レイアウト図作成を行い,製作情報をオンラインで伝えることができるソフトウェア「Photo Trace」を用いた部品レイアウト図作成システムを構築したので,その現状と今後の展望について報告する.