日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌
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パネルディスカッションⅠ
在宅呼吸リハビリテーションにおける呼吸理学療法の意義
佐竹 將宏塩屋 隆信高橋 仁美菅原 慶勇佐藤 一洋本間 光信河谷 正仁
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2002 年 12 巻 2 号 p. 212-216

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抄録

呼吸理学療法は,包括的呼吸リハビリテーションの中心をなすものである.我々はホームプログラムを中心とした呼吸理学療法を施行し,COPDだけではなく慢性拘束性肺疾患に対しても一定の成績を上げてきた.また,家庭訪問にて各プログラムの継続性をチェックし,再指導することでこれらの実施率が向上した.在宅では低負荷運動が理想的であるが,その有効性を検討するためには,シャトルウォーキングテストが簡便に行えるひとつの効果的な評価方法である.

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© 2002 一般社団法人日本呼吸ケア・リハビリテーション学会
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