名古屋医療福祉専門学校教務課理学療法学科
岐阜保健短期大学リハビリテーション学科理学療法学専攻
専門学校日本聴能言語福祉学院
藤田保健衛生大学大学院保健学研究科医療科学部リハビリテーション学科
2009 年 19 巻 3 号 p. 265-269
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ゼリーを嚥下することで,うがいと同様の効果を得るか,健常高齢者を対象にうがいの種類を変え比較検討した.結果嚥下ゼリーを投与された群は,介入のなかった群より感冒罹患率が低下した.この比率は,うがい群とほぼ同等であった.したがって,嚥下ゼリーの使用は,風邪の予防に効果を発揮する可能性があることを示唆した.今後,水やイソジン希釈液によるうがいが困難な場合に,嚥下ゼリーの使用は,それに代わる一つの手段となる可能性がある.
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